西京焼(読み)さいきょうやき

精選版 日本国語大辞典 「西京焼」の意味・読み・例文・類語

さいきょう‐やきサイキャウ‥【西京焼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 京風甘味の強い白みそに漬けた魚を焼いた料理
  3. サツマイモの皮をむいて薄く切り、塩と胡麻をつけて蒸し焼きにしたもの。
    1. [初出の実例]「近来西京煨と筆太に看板を出して一種の煨薯屋が行はれて諸所に開業せり」(出典:風俗画報‐一三〇号(1896)動植門)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「西京焼」の解説

さいきょうやき【西京焼き】

西京みそ京都で作られる甘い白みそ)にみりん・酒などを加えた漬け床に魚の切り身などを漬け込んで焼いた料理。さわら・銀だら・まながつお・鮭などをよく用いる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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