西城戸村(読み)にしきどむら

日本歴史地名大系 「西城戸村」の解説

西城戸村
にしきどむら

[現在地名]会津若松市神指町こうざしまち中四合なかしごう

東を川が北流し、東の対岸町分小黒川おぐろがわ分、北東は東城戸村、北は天満てんまん村。村東を応湖おうご川が流れ、西城戸堰・東城戸堰が田地を潤す。東城戸が神指城の東門(東木戸)にあたるための村名であるのに対し、西城戸は定かでない。神指城の西の門にはあたらず、東城戸村の西の方にある村というほどの意味かと思われる。なお若松城下の西の木戸七日なぬか町である。寛文六年(一六六六)の「会津風土記」に村名がみえる。高久組に属し、文化一五年(一八一八)の村日記では高二五三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android