西川升吉(読み)にしかわ ますきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西川升吉」の解説

西川升吉 にしかわ-ますきち

1838-1865 幕末武士
天保(てんぽう)9年生まれ。播磨(はりま)(兵庫県)赤穂(あこう)藩士藩論尊王攘夷(じょうい)にみちびこうとして佐幕派対立,用人村上真輔らを暗殺して脱藩元治(げんじ)2年2月28日赤穂で同志論争し,きられた。28歳。名は泰法。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「西川升吉」の解説

西川升吉

没年:慶応1.2.28(1865.3.25)
生年:天保9(1838)
幕末の赤穂藩士,尊攘派志士。文久2(1862)年脱藩,京に赴くが土佐(高知)藩の仲介により帰参。元治1(1864)年再び脱藩し長州(萩)藩へ。その後赤穂に帰った際,同志と論争を募らせて殺害された。

(井上勲)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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