西川文子(読み)ニシカワ フミコ

20世紀日本人名事典 「西川文子」の解説

西川 文子
ニシカワ フミコ

明治〜昭和期の婦人運動



生年
明治15(1882)年4月2日

没年
昭和35(1960)年1月23日

出生地
岐阜県

旧姓(旧名)
志多

別名
別姓=松岡

学歴〔年〕
京都高女専攻科

経歴
在学中に松岡荒村と恋愛、結婚。夫の死別後平民社入社し婦人運動の道に入り、西川光二郎再婚。大正2年新真婦人会を主宰し、「新真婦人」を発刊。9年婦人社会問題研究会結成に参加。著書に「婦人解放論」「松岡荒村の思い出」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西川文子」の解説

西川文子 にしかわ-ふみこ

1882-1960 明治-昭和時代の婦人運動家。
明治15年4月2日生まれ。35年松岡荒村と結婚。37年荒村の死後,平民社に入社。翌年西川光二郎と再婚,大正2年新真婦人会の結成に参加。夫の実践道徳活動に協力し,14年「子供道話」を発行した。昭和35年1月23日死去。77歳。岐阜県出身。京都府女学校卒。旧姓志知著作に「婦人解放論」「晶子さんのこと」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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