西木之部遺跡(読み)にしきのべいせき

日本歴史地名大系 「西木之部遺跡」の解説

西木之部遺跡
にしきのべいせき

[現在地名]篠山市西木之部

篠山川の右岸、その支流宮田みやだ川によって形成された小平野の標高二〇八メートル前後の谷間に立地。集落の形成は弥生時代から古墳時代、奈良時代から鎌倉時代に大別でき、後者は八―九世紀初頭、一〇世紀、一二―一三世紀初頭の三時期に細分できる。昭和五七―五九年(一九八二―八四)に約一万平方メートルの発掘が行われている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android