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西野辰吉 にしの たつきち

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

西野辰吉 にしの-たつきち

1916-1999 昭和後期-平成時代の小説家。
大正5年2月12日生まれ。さまざまな職業につき,戦後共産党に入党。新日本文学会会員をへて昭和40年日本民主主義文学同盟結成にくわわり,「民主文学」の編集長をつとめる。その間の31年歴史小説秩父困民党」で毎日出版文化賞。のち共産党を離党。平成11年10月21日死去。83歳。北海道出身。作品はほかに「東方の人」「戦後文学覚え書」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

西野辰吉
にしのたつきち
(1916―1999)

小説家。北海道初山別(しょさんべつ)村の貧しい開拓農家に生まれ、小学校高等科卒業後、職業を転々とした。第二次世界大戦後、日本共産党に入党、新日本文学会員となる。『米系日人』(1952)が占領下の現実を描いて好評を博し、『秩父(ちちぶ)困民党』(1954~56)で毎日出版文化賞を受賞、『東方の人』(1966)では大逆事件、『挑発者』(1977)では昭和の革命運動の内部を描いた。日本民主主義文学同盟創設に参加したが、1969年(昭和44)に脱退、共産党から離党、『戦後文学覚え書』(1971)などを発表した。[伊豆利彦]
『『秩父困民党』(1968・東邦出版)』

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