西館孤清(読み)にしだて こせい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西館孤清」の解説

西館孤清 にしだて-こせい

1829-1892 幕末武士
文政12年2月1日生まれ。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)藩士。世子津軽承祐の近侍,勘定奉行をつとめ,幕末は京都で活動。慶応4年新政府に対抗して奥羽越列藩同盟が成立すると,朝廷近衛忠煕(このえ-ただひろ)らの書を持参して帰藩,藩論の勤王統一につとめた。明治25年9月15日死去。64歳。名は建久通称は平馬。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android