日本歴史地名大系 「西高田村」の解説 西高田村にしたかたむら 鳥取県:西伯郡名和町西高田村[現在地名]名和町高田(たかた)茶畑(ちやばた)村の南、阿弥陀(あみだ)川中流右岸に位置する。拝領高一七三石余、本免三ツ七歩。宝永七年(一七一〇)の汗入郡郷庄人家等改(名和町誌)によれば家数八、男四六・女三五、牛一二・馬二。幕末の六郡郷村生高竈付では生高一八四石余、竈数一四。当村と東高田村の氏神は宮(みや)ノ峰(みね)と称する台地に鎮座する妙見(みようけん)大明神であった。同社は龍王大明神(祭神海津見命)と妙見大明神(祭神底筒男命)を合祀したもので、万治四年(一六六一)鳥取藩主池田光仲の指示によって上高田村の八幡宮(現高田神社)に合祀された(県神社誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報