見返る(読み)ミカエル

デジタル大辞泉 「見返る」の意味・読み・例文・類語

み‐かえ・る〔‐かへる〕【見返る】

[動ラ五(四)]
1 振り向いて後ろを見る。みかえす。「―・ると遠く富士が望める」
2 心にかける。めんどうをみる。
「―・りて久しくものし給ひけるにも」〈今鏡・四〉
[類語]見上げる・見下ろす・見回す・振り向く・振り返る・顧みる・背ける・振り向ける・俯瞰・鳥瞰・眼下に見る

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精選版 日本国語大辞典 「見返る」の意味・読み・例文・類語

み‐かえ・る‥かへる【見返】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. ① うしろを、ふりむいて見る。ふりかえってみる。かえりみる。
    1. [初出の実例]「見かへりたれば、男三人附て来る」(出典:観智院本三宝絵(984)中)
  3. ② 心にかける。面倒をみる。世話する。かえりみる。
    1. [初出の実例]「宇治殿の御ともにおはしけるに、わざと据ゑまさむとおぼして、みかへりて久しくものし給ひけるにも」(出典:今鏡(1170)四)
  4. ③ 思い直す。思い返す。
    1. [初出の実例]「思ひ切てはいかな事見返らぬ夫のお心」(出典:浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)一)
  5. ④ =みかえる(見変)③
    1. [初出の実例]「人の感情を弄んだの本田に見返ったのといろんな事を云って讒謗して」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)

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