デジタル大辞泉 「振返る」の意味・読み・例文・類語 ふり‐かえ・る〔‐かへる〕【振(り)返る】 [動ラ五(四)]1 後方へ顔を向ける。振り向く。「背後の物音に―・る」2 過ぎ去った事柄を思い出す。回顧する。かえりみる。「この一年を―・る」[類語](1)振り向く・顧みる・背ける・振り向ける・見返る/(2)追憶・懐旧・懐古・懐かしむ・追想・回想・回顧・記憶・追懐・懐郷・望郷・顧みる・思い返す・偲ぶ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「振返る」の意味・読み・例文・類語 ふり‐かえ・る‥かへる【振返】 [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 後ろのものを見ようとして、そちらを向く。首を回して顔を後ろの方に向ける。ふり向く。[初出の実例]「山の高処づんと登、ふりかえって見たれば」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)六)[ 2 ] 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 過ぎ去ったことをあらためて思い浮かべる。かえりみる。回顧する。[初出の実例]「明治憲法時代の政教一致がどんなものであったか、をふり返って見ることが必要である」(出典:憲法講話(1967)〈宮沢俊義〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例