デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚州」の解説 覚州 かくしゅう ?-1756 江戸時代中期の僧。華厳(けごん)宗。山城(京都府)華厳寺の鳳潭(ほうたん)に師事。鳩と号する。唯識(ゆいしき)や法相(ほっそう)に通じ,その「成唯識論」への書き入れは「鳩の書き入れ」とよばれ,研究や備忘に役立てられた。宝暦6年5月26日死去。和泉(いずみ)(大阪府)出身。俗名は中村宗玄。著作に「白虎八囀声」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例