覚鏡(読み)かくきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚鏡」の解説

覚鏡 かくきょう

1113-1192 平安時代後期の僧。
永久元年生まれ。永治(えいじ)元年真言宗の醍醐寺(だいごじ)三宝院の定海(じょうかい)から灌頂(かんじょう)をうける。元暦(げんりゃく)2年勅命により山城(京都府)宇治の法琳寺別当に任じられ,醍醐寺慈心院主となった。建久3年9月9日死去。80歳。通称は大輔僧都。法名ははじめ覚教

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android