コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

観海流 カンカイリュウ

3件 の用語解説(観海流の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

かんかい‐りゅう〔クワンカイリウ〕【観海流】

日本泳法の流派の一。嘉永年間(1848~1854)武蔵の浪士、宮発太郎信徳が創始。一種の平泳ぎで、遠泳に適する。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

観海流
かんかいりゅう

現存する日本泳法の一流派。1854年(安政1)に、忍(おし)藩(埼玉県)藩士宮発太郎信徳(みやはつたろうのぶのり)が諸国漫遊の途次、遠泳の重要性を感じて編み出した泳ぎで、蛙足(かえるあし)平泳を基本としており、その特色は長距離の水上を遊泳し、比較的疲労せずに目的地に達することができる点にある。したがって、泳法はきわめて自然であり無理がない。観海の流名は、宮発太郎信徳の泳法に対し津(三重県)藤堂藩の閣老藤堂高克(たかかつ)が「観海如陸」と賞したことに始まるという。藤堂藩の藩校有造館の教科となり、夏期60日間教授された。泳法には平泅(ひらおよぎ)、抜手(ぬきて)、半身泅(かたみおよぎ)などがあるが、遠泳を主としており、古式沖渡りは特色の一つ。[笹島恒輔]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の観海流の言及

【水泳】より

…横体のあおり足の泳法を用いる。(9)観海流 比較的新しく,1853年(嘉永6)武州浪人の宮発太郎が津藩に招かれて創始したもので,明治期に軍隊,学校で盛んになった。蛙足平泳(かえるあしひらおよぎ)の系統。…

※「観海流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

観海流の関連キーワード三月革命ウィーン蜂起カモラガリバルディカルロ・アルベルト共産党宣言第四階級ダールマン二月革命(フランス)ケーベル

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

観海流の関連情報