観象(読み)カンショウ

デジタル大辞泉 「観象」の意味・読み・例文・類語

かん‐しょう〔クワンシヤウ〕【観象】

気象を観測すること。
易のうらを見ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「観象」の意味・読み・例文・類語

かん‐しょう クヮンシャウ【観象】

〘名〙 物のかたちをよく見ること。
① かたちを通じて、ものの道理法則などをよく見、考えること。
※遠西観象図説(1823)上「究理は全く観象に原くの明証を示し」 〔陸機文賦
人相家相など、易の占(うら)を見ること。〔易経‐繋辞上〕
天文、気象など、自然現象を観測すること。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「観象の士は、寒を冒(おか)して往て按検するとなん」 〔呉志‐虞翻伝〕

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普及版 字通 「観象」の読み・字形・画数・意味

【観象】かんしよう(くわんしやう)

易の卦象うらかた)を見る。事象によってその意味するところを考える。〔易、辞伝上〕人卦を設けて象を、辭をけて吉凶らかにす。

字通「観」の項目を見る

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