日本歴史地名大系 「観音堂洞窟遺跡」の解説
観音堂洞窟遺跡
かんのんどうどうくついせき
表土層からは土師質小皿片・人骨片、第一層からは土師質土器・弥生式土器、第二層からは弥生前期土器、縄文晩期後半の凸帯文土器・貝輪・石鏃・石錘・人骨片が出土、第三―四層は縄文晩期に属して三層からは弥生前期土器、縄文晩期後半の土器と石鏃、四層からは縄文晩期後半の遺物を主とし、後期末のものを含んで石鏃・石斧・貝輪片などが出土している。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報