証人奉行(読み)ショウニンブギョウ

デジタル大辞泉 「証人奉行」の意味・読み・例文・類語

しょうにん‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【証人奉行】

室町幕府職名裁判が公平に行われるように訴訟人対決に立ち会った役。

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精選版 日本国語大辞典 「証人奉行」の意味・読み・例文・類語

しょうにん‐ぶぎょう‥ブギャウ【証人奉行】

  1. 〘 名詞 〙 室町幕府の訴訟制度で、訴人原告)・論人被告)が裁判所口頭弁論する際に出席する奉行一つ。訴人奉行・論人奉行のほかに証人奉行二人が出席し、裁判が公正に行なわれるよう監察した。
    1. [初出の実例]「加賀国那谷寺福蔵坊買得之地事本主立帰彼地已前之沽却状謀書之由申疑書事以証人奉行知之左右」(出典親元日記‐政所内評定記録・寛正四年(1463)四月一五日)

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