コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

証賢 しょうけん

3件 の用語解説(証賢の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

証賢 しょうけん

1265-1345 鎌倉-南北朝時代の僧。
文永2年生まれ。浄土宗。園城(おんじょう)寺で天台学をまなび,のち京都法光明院の然空(ねんくう)に師事して浄土教をおさめる。乾元(けんげん)2年専空から山城の専修院をゆずられ,浄華院と改称して布教につとめた。康永4=興国6年6月2日死去。81歳。甲斐(かい)(山梨県)出身。俗姓は武田。字(あざな)は是心。号は向阿。著作に「往生至要訣」など。

出典|講談社
デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

証賢

没年:貞和1/興国6.6.2(1345.7.1)
生年:文永2(1265)
鎌倉後期から室町初期にかけての浄土宗の僧。一条派の確立者。向阿とも号する。甲斐国(山梨県)生まれ。武田時綱の子。発心し園城寺に入り,出家する。のちに浄土教に帰依して,良忠の門弟であった然空礼阿の門人となる。専空から京都三条坊門高倉にあった専修院を譲与されて,浄華院と改名し,そこを拠点に布教と著述に活躍する。真如堂に参籠したときに阿弥陀仏と釈迦がふたりの僧と化して問答しているのを聞いて,開悟したという。その問答に基づいて『三部仮名鈔』を編述した。証賢の活動により,一条派は浄土宗最大の勢力となった。<参考文献>『専修学報』12号

(林淳)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
朝日日本歴史人物事典について | 情報

大辞林 第三版の解説

しょうけん【証賢】

1265~1345) 鎌倉末期の浄土宗の僧。甲斐の人。字あざなは向阿、号は是心。京都の清浄華院に住す。「三部仮名鈔」を著し、浄土思想普及に貢献。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の証賢の言及

【三部仮名鈔】より

…浄土宗一条派の向阿証賢の作,浄土宗の教義を和文で平易に説く。元亨年間(1321‐24)に成立。…

※「証賢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

証賢の関連キーワード旭烈兀土御門院小宰相旭烈兀向阿証賢証賢日蓮宗安国寺興国貞和

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone