証賢(向阿(こうあ))の著作。『帰命(きみょう)本願鈔』『西要(さいよう)鈔』『父子相迎(そうごう)』の3部の総称で、1321年(元亨1)ごろに成立。法然(ほうねん)の浄土教の旨趣を流麗な和文で説いた書。『帰命本願鈔』は、真如堂(しんにょどう)参籠(さんろう)のおり、夢うつつに聞いた修行者と老僧の問答を記す形をとって、阿弥陀仏(あみだぶつ)の本願と本願力による往生を明らかにし、悪人往生の道を説く。『西要鈔』は、清凉寺(せいりょうじ)参籠中に見聞した老僧と老少男女との問答の形をかりて、信心と念仏のあり方を述べる。『父子相迎』は、慈父である仏に迎えとられた衆生を子に例え、この世のいとわしさと浄土の願わしいさまを説く。
[伊藤博之]
『『国文東方仏教叢書1 法語』(1925・東方書院)』▽『『大正新修大蔵経83』(1924~34・大蔵出版)』
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二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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