コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

三部仮名鈔 さんぶかなしょう

5件 の用語解説(三部仮名鈔の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三部仮名鈔
さんぶかなしょう

鎌倉時代末期の仏教書。向阿 (証賢) 著。7巻3冊。元亨年間 (1321~24) の成立。「帰命本願鈔」「西要鈔」「父子相迎鈔」の3部から成る浄土宗の教義を説いた書。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

さんぶかなしょう〔サンブかなセウ〕【三部仮名鈔】

鎌倉時代の仏教書。向阿証賢(こうあしょうけん)著。元亨年間(1321~1324)成立。「帰命本願鈔」3巻・「西要鈔」2巻・「父子相迎」2巻の総称。和文で、浄土宗の教義を説く。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

さんぶかなしょう【三部仮名鈔】

浄土宗一条派の向阿証賢の作,浄土宗の教義を和文で平易に説く。元亨年間(1321‐24)に成立。《帰命本願(きみようほんがん)鈔》3巻,《西要(さいよう)鈔》2巻,《父子相迎(ふしそうごう)》2巻の3部7巻よりなる。《帰命本願鈔》では弥陀の本願に帰依して念仏往生を願うべきことを勧め,《西要鈔》では女人往生,一念多念など教義上の問題を平易に説き,また《父子相迎》では弥陀と衆生の関係を父子になぞらえ,厭離穢土(おんりえど)・欣求浄土(ごんぐじようど)の思想に徹すべきことを強調している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

さんぶかなしょう【三部仮名鈔】

鎌倉時代の僧向阿の著した「帰命本願鈔」「西要鈔」「父子相迎鈔」の総称。浄土宗の教義を説く。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三部仮名鈔
さんぶかなしょう

証賢(向阿(こうあ))の著作。『帰命(きみょう)本願鈔』『西要(さいよう)鈔』『父子相迎(そうごう)』の3部の総称で、1321年(元亨1)ごろに成立。法然(ほうねん)の浄土教の旨趣を流麗な和文で説いた書。『帰命本願鈔』は、真如堂(しんにょどう)参籠(さんろう)のおり、夢うつつに聞いた修行者と老僧の問答を記す形をとって、阿弥陀仏(あみだぶつ)の本願と本願力による往生を明らかにし、悪人往生の道を説く。『西要鈔』は、清凉寺(せいりょうじ)参籠中に見聞した老僧と老少男女との問答の形をかりて、信心と念仏のあり方を述べる。『父子相迎』は、慈父である仏に迎えとられた衆生を子に例え、この世のいとわしさと浄土の願わしいさまを説く。[伊藤博之]
『『国文東方仏教叢書1 法語』(1925・東方書院) ▽『大正新修大蔵経83』(1924~34・大蔵出版)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

三部仮名鈔の関連キーワード聖光上人西山鑑智国師浄土真宗良忠向阿証賢清浄華院西福寺等煕然阿良忠

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone