詞海(読み)シカイ

デジタル大辞泉 「詞海」の意味・読み・例文・類語

し‐かい【詞海】

文章詩歌の豊富なことを広大な海にたとえていう語。
汪洋たる―想海のいずこに漂うとも」〈蘆花思出の記

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精選版 日本国語大辞典 「詞海」の意味・読み・例文・類語

し‐かい【詞海】

  1. 〘 名詞 〙 ことばや詩歌の豊富なことを、海の広大なのにたとえていう語。
    1. [初出の実例]「文峯に轡を案ず白駒の景、詞海に舟を艤(よそ)ふ紅葉の声〈大江以言〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. 「文賓詩友今為道、詞海如何欲名」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)二・賦連句〈藤原茂明〉)
    3. [その他の文献]〔元稹‐献滎陽公詩〕

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普及版 字通 「詞海」の読み・字形・画数・意味

【詞海】しかい

詩文

字通「詞」の項目を見る

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