詬罵(読み)こうば

精選版 日本国語大辞典 「詬罵」の意味・読み・例文・類語

こう‐ば【詬罵】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「詬」ははずかしめる意 ) ののしりはずかしめること。罵倒して恥をかかせること。こうり。
    1. [初出の実例]「愚亦詬罵者驚四隣」(出典蔭凉軒日録‐長享二年(1488)六月二五日)
    2. 「就中最も堪へがたきは、家人の詬罵(コウバ)(〈注〉ノノシリ)なりけり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉三)
    3. [その他の文献]〔魏書‐高遵伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「詬罵」の読み・字形・画数・意味

【詬罵】こうば

ののしる。〔魏書酷吏、高遵伝〕山東に假歸するに、~從百餘を將(ひき)ゐ、~民家り絲を求め、に滿たざれば則ち詬罵して去らず。

字通「詬」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android