普及版 字通 「詬」の読み・字形・画数・意味


13画

[字音] コウ
[字訓] はじ・ののしる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は后(こう)。后に垢辱の意があり、〔説文〕三上に「詬(けいこう)なり」という。前条のに「詬、恥なり」とあって同訓の字。人を詬罵することをいう。〔左伝、定八年〕に「、晉の詬(はぢ)を以て之れに語る」、〔礼記、儒行〕に「今、衆人の儒に命(なづ)くるや、常(な)し。儒を以て相ひ詬(こうへい)す」とあり、名詞動詞に用いる。

[訓義]
1. はじ、はずかしめる。
2. ののしる、いかる。
3. たくみにいう。

[古辞書の訓]
名義抄〕詬 アサムク・ハヂシム・ノル・ハヅ 〔字鏡集〕詬 ハヅ・ハヂ・ソシル・ハヂシム・ツツヤク・ツツメク・アサムク・ノル・イカル

[熟語]
・詬語・詬・詬詬疾詬醜・詬笑詬辱詬恥詬怒・詬・詬罵詬侮・詬病・詬
[下接語]
威詬・恚詬・訶詬・含詬・棄詬・詬・諠詬・攘詬・責詬・大詬・笞詬・忍詬・排詬・冒詬・尤詬・罹詬

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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