誅滅(読み)チュウメツ

デジタル大辞泉 「誅滅」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐めつ【×誅滅】

[名](スル)罪ある者を討ち滅ぼすこと。「残党誅滅する」

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精選版 日本国語大辞典 「誅滅」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐めつ【誅滅】

  1. 〘 名詞 〙 罪ある者を攻め滅ぼすこと。討ち滅ぼすこと。また、殺し尽くすこと。
    1. [初出の実例]「元盛誅滅(チウメツ)せられなば、国友も又われを恨みて、必他郷へ立退くべし」(出典読本近世説美少年録(1829‐32)二)
    2. [その他の文献]〔史記‐酷吏列伝・周陽由〕

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普及版 字通 「誅滅」の読み・字形・画数・意味

【誅滅】ちゆうめつ

罪あるものを滅ぼす。〔戦国策中山〕願はくは大王、臣の愚計を覽(み)て、~其の懼を撫し、其の慢を伐ち、無を誅滅し、以て侯に令せば、天下は定むべし。

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