1990年(平成2)に開学した東京理科大学諏訪短期大学からの改組転換により,2002年に開学。長野県および諏訪地域の6市町村と地元産業界からの要請と協力を得て誕生した。建学の精神は「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」であり,基本理念「主体性の確立した人材の育成」および「地域の生涯学習と地元企業の技術力・経営力の向上に貢献」の下で,「21世紀に活躍できる高度なスペシャリストの育成」「新しい社会の倫理に基づく人材の育成」「実力重視の教育の実施」を教育理念に掲げる。2017年現在,長野県茅野市にキャンパスを構え,3学部7学科に993人の学士課程学生が在籍する。開学以来,工学と経営学との融合教育を特徴とする。また姉妹校である東京理科大学との連携も行われている。2018年公立大学法人化(1学部2学科)を予定。
著者: 戸村理
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報