論著(読み)ロンチョ

精選版 日本国語大辞典 「論著」の意味・読み・例文・類語

ろん‐ちょ【論著】

  1. 〘 名詞 〙 論じて著述すること。また、その著述。
    1. [初出の実例]「かまいて吾が論著せんとおもふた事ばし忘るなと云ぞ」(出典:史記抄(1477)二〇)
    2. [その他の文献]〔史記‐叔孫通伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「論著」の読み・字形・画数・意味

【論著】ろんちよ

著作する。〔史記太史公自序〕太の手を執り、泣きて曰く、~今天子千載の統を接(つ)ぎ、泰山に封ずるに、余(われ)從行するを得ず。是れ命なる夫(かな)、命なる夫。~汝、~太と爲らば、吾が論せんと欲するるること無(なか)れ。

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