講解(読み)こうかい

精選版 日本国語大辞典 「講解」の意味・読み・例文・類語

こう‐かいカウ‥【講解】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 文章学説などの意味内容をときあかすこと。講義。
    1. [初出の実例]「為岸田生、講解一番」(出典:幽室文稿(1857)折煙管記)
    2. [その他の文献]〔宋史‐常秩伝〕
  3. ( 「講」は和睦の意 ) 戦争をやめ、和解すること。〔新撰字解(1872)〕〔史記‐項羽本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「講解」の読み・字形・画数・意味

【講解】こう(かう)かい

和解。また、講義解釈。唐・韓石鼓の歌〕詩 (こ)れを太めて鼎(かうてい)(春秋の大鼎)に比(なら)ぶれば 光價豈に止(た)だ百倍にぐるのみならんや (も)し許して太學に留めなば 解して、切磋(せつさ)することを得ん

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