識閾(読み)シキイキ

デジタル大辞泉 「識閾」の意味・読み・例文・類語

しき‐いき〔‐ヰキ〕【識×閾】

ある意識出現または消失境界。意識閾。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「識閾」の意味・読み・例文・類語

しき‐いき‥ヰキ【識閾】

  1. 〘 名詞 〙 心理学で、刺激によって感覚反応が起こる境界。無意識から意識へ、また、意識から無意識へと移るさかい目をいう語。閾(しきい)
    1. [初出の実例]「自分の韈(くつした)に穴があったか何うか、そんな事は僕の識域(シキヰキ)以下のことだった」(出典搦手から(1915)〈長谷川如是閑〉くつしたの穴)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「識閾」の読み・字形・画数・意味

【識閾】しきいき

識域。

字通「識」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android