護身法(読み)ゴシンボウ

デジタル大辞泉 「護身法」の意味・読み・例文・類語

ごしん‐ぼう〔‐ボフ〕【護身法】

《「ごしんぽう」とも》密教で、修法などに際し、まず行者自分心身をきよめて身を堅固に守護する法。ふつう、印を結び、陀羅尼だらにを唱える。

ごしん‐ほう〔‐ハフ〕【護身法】

護身術

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精選版 日本国語大辞典 「護身法」の意味・読み・例文・類語

ごしん‐ほう【護身法】

  1. 〘 名詞 〙
  2. [ 一 ] ( :ホフ ) ( 「ごしんぼう」とも ) 仏語真言密教で、読経、修法などに際し一切の障害をとり除き、行者の心身を守るために行なう印明(いんみょう)のこと。ふつう五種の印を結び、陀羅尼(だらに)を唱えるが、胎蔵界金剛界の法としては別の印明がある。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「護身法(ゴシンホウ)の印むすび、九字きりて」(出典京童跡追(1667)六)
  3. [ 二 ] ( :ハフ ) 他から身を守る方法。身の安全をはかる法。

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