谷邦夫(読み)タニ クニオ

20世紀日本人名事典 「谷邦夫」の解説

谷 邦夫
タニ クニオ

大正・昭和期の歌人 下野歌人会会長。



生年
明治37(1904)年5月12日

没年
平成3(1991)年11月23日

出生地
栃木県湯津上村

本名
谷 国夫

学歴〔年〕
宇都宮商業〔大正9年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本短歌雑誌連盟賞〔昭和41年〕,栃木県文化功労賞,牧水賞〔昭和60年〕「評伝若山牧水」,日本歌人クラブ賞(第14回)〔昭和62年〕「野の風韻

経歴
大正9年「創作入会、若山牧水に師事。14年「橄欖」入会、吉植庄亮に師事。37年「当道」を創刊し、主宰。51年「下野歌人」創刊、会長となる。盲人短歌に造詣が深い。歌集に「彩裳」「青き起伏」「つがの木」「村長室周辺」「野の風韻」、歌書「光なき世界の光」「評伝若山牧水」ほか。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「谷邦夫」の解説

谷邦夫 たに-くにお

1904-1991 大正-昭和時代の歌人。
明治37年5月12日生まれ。大正9年「創作」にはいり,若山牧水に師事。のち「橄欖(かんらん)」に入会,「当道」「下野歌人」を創刊。昭和62年「野の風韻」で日本歌人クラブ賞。盲人の短歌に造詣(ぞうけい)がふかい。平成3年11月23日死去。87歳。栃木県出身。宇都宮商業卒。本名は国夫。歌書に「光なき世界の光」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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