日本歴史地名大系 「豊浜町」の解説 豊浜町とよはまちよう 香川県：三豊郡豊浜町面積：一七・一七平方キロ県の南西端に位置し、愛媛県に接する。町域西端の阿讃山脈の末端が海に迫るところに県境余木崎（よきざき）がある。北から東、東南は大野原（おおのはら）町、南は愛媛県川之江市に接し、西は燧（ひうち）灘に面する。南東に高尾（たかお）山（四九五・五メートル）、南西に大谷（おおたに）山があり、両山を結ぶ尾根が町域南部一帯に延びる。北東には平地が広がっており、中央部に白坂（しらさか）川、吉田（よしだ）川が西流する。海岸線は八キロ余におよぶ弓形状の砂堆地形である。海岸線に沿ってJR予讃本線が通り、豊浜駅・箕浦（みのうら）駅がある。これと並行して国道一一号が走る。町の主産業は農業で、近年稲作にかわってタマネギ、レタス栽培が盛んになってきた。 豊浜町とよはまちよう 広島県：豊田郡豊浜町面積：一一・二九平方キロ大崎下（おおさきしも）島の西側四分の一と、西対岸の豊（とよ）島、その南西の尾久比（おくび）島、豊島東北方の三角（みかど）島の一部、および豊島南方海上の斎（いつき）島などを町域とする。どの島も山地で、付近の島々と同様にその斜面に蜜柑などの柑橘類を栽培する。町の中心は豊島東側の小野浦（おのうら）で、近海はマダイ・ハマチ・海苔などの養殖漁業が盛ん。とくに斎島周辺の鯛漁はよく知られる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
