豊田旭穣(読み)トヨダ キョクジョウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「豊田旭穣」の解説

豊田 旭穣
トヨダ キョクジョウ


職業
琵琶演奏家

専門
筑前琵琶

本名
豊田 静枝子

生年月日
明治24年 1月1日

出生地
岡山県 笠岡町

学歴
福岡高等女学校卒

経歴
幼少から母の豊田旭楠に琵琶を学び、明治37年福岡に移住、安部旭州に師事、39年宗家初代橘旭翁の門に入った。高女卒業後41年上京、宗家の元で修業を続けながら、演奏教授に活躍。大正8年旭穣会を創立、大正、昭和の筑前琵琶の女王といわれた。

没年月日
昭和29年 10月7日 (1954年)

家族
母=豊田 旭楠

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「豊田旭穣」の解説

豊田 旭穣
トヨダ キョクジョウ

明治〜昭和期の琵琶楽演奏家



生年
明治24(1891)年1月1日

没年
昭和29(1954)年10月7日

出生地
広島県笠岡町

本名
豊田 静枝子

学歴〔年〕
福岡高等女学校卒

経歴
幼少から母の豊田旭楠に琵琶を学び、明治37年福岡に移住、安部旭州に師事、39年宗家初代橘旭翁の門に入った。高女卒業後41年上京、宗家の元で修業を続けながら、演奏、教授に活躍。大正8年旭穣会を創立、大正、昭和の筑前琵琶の女王といわれた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊田旭穣」の解説

豊田旭穣 とよだ-きょくじょう

1891-1954 明治-昭和時代の琵琶(びわ)演奏家。
明治24年1月1日生まれ。母の豊田旭楠に筑前(ちくぜん)琵琶をならい,福岡の安部旭州,橘流(たちばなりゅう)宗家初代橘旭翁に師事。旭翁門下の四天王のひとり。大正8年東京に旭穣会を設立,演奏・教授に活躍した。昭和29年10月7日死去。63歳。広島県出身。福岡高女卒。本名は静枝子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android