デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊竹肥前掾」の解説 豊竹肥前掾 とよたけ-ひぜんのじょう 1705-1758 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。宝永2年生まれ。大坂の人。義太夫節の豊竹越前少掾(えちぜんのしょうじょう)の弟子。初名は新太夫。元文3年肥前掾を受領し,江戸堺町に肥前座をおこす。劇場主,座元,太夫の3役をかね,義太夫節を江戸に普及させた。宝暦8年1月5日死去。54歳。通称は新右衛門。俳号は蛙井(あせい)。俳書に「かくれんぼ」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by