豚草(読み)ブタクサ

デジタル大辞泉 「豚草」の意味・読み・例文・類語

ぶた‐くさ【豚草】

キク科一年草荒地に生え、高さ約1メートル。全体に白い毛があってざらつき、葉は羽状に細かく裂けて、裂片は線形雌雄同株または異株。夏、黄色い花を穂状につけ、オオブタクサとともに花粉症原因となる。北アメリカ原産で、明治初年に渡来 夏》「なかつづく―の花さかりなり/時彦

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精選版 日本国語大辞典 「豚草」の意味・読み・例文・類語

ぶた‐くさ【豚草】

  1. 〘 名詞 〙 キク科の一年草。北アメリカ原産で、明治初年(一八七〇)頃渡来し、各地の荒地に生える帰化植物。高さ約一メートル。全体に白い剛毛を密生。葉は一~二回羽状に全裂、裂片は線形。雌雄同株または異株。夏、枝の先端にごく小さな淡緑色の頭花を長い穂状につける。ホッグウィード。《 季語・夏 》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「豚草」の解説

豚草 (ブタクサ)

学名Ambrosia artemisiaefolia var.elatior
植物。キク科の一年草,薬用植物

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