コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

貧しき人々 まずしきひとびと Bednye lyudi

3件 の用語解説(貧しき人々の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

貧しき人々
まずしきひとびと
Bednye lyudi

ロシアの作家 F.ドストエフスキーの小説。 1845年成立,46年発表。貧しい人々の純粋な愛と悲しみを書簡体で描いたヒューマニズムの香りの漂う作品。ドストエフスキーの処女作で,出世作。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

まずしきひとびと【貧しき人々】

ドストエフスキーの処女作。1846年発表。往復書簡のかたちで、貧しい老官吏と薄幸の少女との心温まる交情とほのかな恋心を描く。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

貧しき人々
まずしきひとびと
Бедныелюди Bednelyudi 

ロシアの小説家ドストエフスキーの中編小説で作者の処女作。1846年『ペテルブルグ文集』に発表。物語は、ペテルブルグの裏町に住む50歳に近い小官吏ジェーブシキンと薄幸の娘ワルワーラとの往復書簡の形で進められる。二つの善良な魂の間に芽生えた恋は実らずに終わるが、作者はこの不幸な恋を語りながら貧しく無力な人々の孤独と屈辱を訴え、人生の意義を追求する。この原稿を読んで感激したグリゴロービチネクラーソフが早朝に作者をたたき起こし、「新しいゴーゴリの出現」を祝福し、彼をベリンスキーに紹介したことが、24歳の無名作家を一躍文壇の寵児(ちょうじ)とするきっかけとなった。[江川 卓]
『原久一郎訳『貧しき人々』(岩波文庫) ▽木村浩訳『貧しき人びと』(新潮文庫)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

貧しき人々の関連キーワードロドス島バードストライクインサイドストーリーサイドストロークデッドストックどすサイドストライプテネドス島アラドス島ブロードストーン

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

貧しき人々の関連情報