かい‐とりかひ‥【買取】
- 〘 名詞 〙
- ① 買って自分の物とすること。
- [初出の実例]「私はきっぱりと鮒の買取りを拒絶した」(出典:青べか物語(1960)〈山本周五郎〉経済原理)
- ② 出版社が、印税払いではなく、売れ行きとは無関係に書き手から原稿を買い上げること。また、書店の書籍仕入れ方の一つで、売れなくても返品できないもの。
- ③ 演劇の興行で、一座に一時的に買い雇われた役者。
- [初出の実例]「極内(ない)で姫買ひして見付られ、やたらに頭取や傍輩に上手つかふ買取」(出典:いろざとお客のあなづくし角力(1818‐30頃か))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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