賀茂の御生(読み)カモノミアレ

デジタル大辞泉 「賀茂の御生」の意味・読み・例文・類語

かも‐の‐みあれ【賀茂の御生】

京都賀茂別雷かもわけいかずち神社で、賀茂の祭の3日前の夜に行われる祭典。現在は5月12日阿礼あれと称するさかきに神移しの神事が行われる。みあれまつり。みあれ。

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精選版 日本国語大辞典 「賀茂の御生」の意味・読み・例文・類語

かも【賀茂】 の 御生(みあれ)

  1. 京都の賀茂神社で行なわれる賀茂の祭の初日祭礼。毎年四月の中の午(うま)の日(現在は五月一二日)に行なわれ、阿礼と称する榊(さかき)に神を移して神の再誕を祝う。みあれ。
    1. [初出の実例]「今朝しもいづる小野の山人 千早ぶる賀茂のみあれの道のべに〈藤原定家〉」(出典:菟玖波集(1356)神祇)

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