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赤坂大理石 あかさかだいりせき

大辞林 第三版の解説

あかさかだいりせき【赤坂大理石】

赤坂の金生山から産する大理石。ウミユリ・サンゴ・有孔虫・貝類などの化石を含み、その色彩や模様によって、紅縞・霞かすみ・鮫さめ・更紗サラサなどと呼び分けられる。建築・美術用。

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世界大百科事典 第2版の解説

あかさかだいりせき【赤坂大理石】

岐阜県大垣市赤坂町金生(きんしよう)山に産する古生代二畳紀の石灰岩は,有孔虫貝類ウミユリサンゴなどの化石を含み,地質学上著名であるが,その石材名を赤坂大理石という。その色彩や模様によって紅更紗(べにさらさ),美濃黒,紅縞などの石種に分けられ,かつては日本を代表する色物大理石として国会議事堂をはじめ建築の内装用に広く使用されたほか,細工物などにも加工された。第2次世界大戦後は建築様式の変化によってこのような装飾的な色柄の石の需要が減ったことや,イタリアをはじめ各国から輸入される大理石に圧倒されて,石灰工業用としては大量に採掘されているが,建築用の角材はまったく産しない。

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