赤松啓介(読み)あかまつ けいすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「赤松啓介」の解説

赤松啓介 あかまつ-けいすけ

1909-2000 昭和-平成時代の民俗学者。
明治42年3月4日生まれ。10代から化粧品行商のかたわら,独学で民俗学的調査をつづける。柳田民俗学の常民思想を批判し,小作農や都市下層労働者を対象に非常民の民俗学を展開。夜這(よば)いの風習など庶民性風俗民間信仰を発掘した。平成12年3月26日死去。91歳。兵庫県出身。本名は栗山一夫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android