赤穂八幡宮(読み)あこうはちまんぐう

日本歴史地名大系 「赤穂八幡宮」の解説

赤穂八幡宮
あこうはちまんぐう

[現在地名]赤穂市尾崎

千種ちくさ川の左岸尾崎の宮おさきのみや山の南麓に鎮座。正式には八幡宮と称する。祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后。旧県社。慶長一〇年(一六〇五)垂水半左衛門が島の宮を当地に移したのに始まるという。寛永一五年(一六三八)再興、赤穂藩主から社領として蔵米一五石を、元禄元年(一六八八)神輿祭器を寄進された(赤穂郡志)。享保二年(一七一七)の寺院開基(田淵家文書)によると神宮寺天台宗、社領一〇石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android