赤蝦夷松(読み)アカエゾマツ

関連語 りんぺん 名詞

精選版 日本国語大辞典 「赤蝦夷松」の意味・読み・例文・類語

あか‐えぞまつ【赤蝦夷松】

  1. 〘 名詞 〙 マツ科の常緑高木。北海道に多く、特に北部および東部に多い。高さ四〇メートル、直径一メートルにも達する。樹皮は丸くまだらにはげ落ちる。葉は両面白色の気孔列があり、球果のある枝では厚く短く湾曲し、無果枝では細く長い。球果は長さ一〇センチメートルぐらいの円柱形、初め紫紅色でのちに明るい褐色になる。鱗片(りんぺん)は厚く、縁は円形でうねりがない。赤褐色を帯びることからいう。パルプ、建築、器具材に用いる。あかまつ。てしおまつ。やちえぞ。しんこまつ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「赤蝦夷松」の解説

赤蝦夷松 (アカエゾマツ)

学名Picea glehnii
植物。マツ科の常緑針葉高木,高山植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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