赤詰草(読み)アカツメクサ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「赤詰草」の意味・読み・例文・類語

あか‐つめくさ【赤詰草】

  1. 〘 名詞 〙 マメ科の多年草。ヨーロッパ原産で、明治初期に牧草や緑肥用として日本に渡来し、今では野生化して各地に見られる。高さ三〇~六〇センチメートルに達する。葉は卵形または長楕円形。夏、紅紫色の小さい蝶形の花が咲く。梱包の詰め物として使われたのでこの名があり、赤爪草と書くのは誤り。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android