起立性蛋白尿症(読み)きりつせいたんぱくにょうしょう(その他表記)orthostatic albuminuria (proteinuria)

精選版 日本国語大辞典 「起立性蛋白尿症」の意味・読み・例文・類語

きりつせい‐たんぱくにょうしょう‥タンパクネウシャウ【起立性蛋白尿症】

  1. 〘 名詞 〙 起きていると尿に蛋白が出、寝るとそれがなくなるという病気学童期から思春期にかけての子どもに多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「起立性蛋白尿症」の意味・わかりやすい解説

起立性蛋白尿症
きりつせいたんぱくにょうしょう
orthostatic albuminuria (proteinuria)

臥位では認められないが,起立すると蛋白尿が出る状態をいう。無力体質学童に多い。原因は,直立したときに脊柱の前彎が著明となり,腎静脈を圧迫して腎臓うっ血を起すためと考えられている。そのほか,血管運動神経の不安定性も関係しているといわれる。特別な治療を必要とせず,思春期以後になれば自然に消失する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む