超小型車

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

超小型車

1~3人乗りの電気自動車軽自動車より小さく、原動機付き自転車より大きい。2月から、(1)高速道路を走らない(2)安全を図る措置を講じた場所で運行する――などを条件に、認定を受けた車が公道を走れるようになった。車両購入費に国の補助もある。

(2013-03-03 朝日新聞 朝刊 東海経済)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

超小型車
ちょうこがたしゃ

軽自動車よりさらに小型で手軽な移動手段。超小型モビリティともいう。現行の第一種原動機付き自転車(3輪以上)規格のミニカーより上位に位置する。自動車メーカーによって、いろいろな車種が試作されているが、超小型車は、乗車定員は1~2名で、高齢者や主婦の買い物など1日10キロメートル程度の移動を想定している。動力源は内燃機関も想定できるが、EV(電気自動車)が主流となると予想されている。
 これまでは明確な姿(概念)が明らかではなかったが、2012年(平成24)6月に国土交通省が超小型車のガイドラインを発表したことで、普及が現実味を帯びた。ガイドラインでは超小型車の定義を「自動車よりコンパクトで小回りが利き、環境性能に優れ、地域の手軽な移動の足となる1人~2人乗り程度の車両」としている。国土交通省は現行の軽自動車を基本に車両の認定取得を可能とする方針で法整備を進め、2013年1月に認定制度の導入を始めた。高速道路や制限速度時速60キロメートルを超える一般道路は走行できないかわりに、軽自動車より安全基準を緩めた。
 全長(3.4メートル以下)や全幅(1.43メートル以下)は軽自動車の規格と同じだが、排気量(125cc以下)は軽自動車(660cc以下)より大幅に少ない。車両のサイズやモーターもしくは内燃機関(エンジン)の出力などの内容についての検討も進められている。
 経済産業省が実施している「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」の対象となり、最大で7万円の補助金が得られる。[伊東和彦]

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