跳兎(読み)トビウサギ

デジタル大辞泉 「跳兎」の意味・読み・例文・類語

とび‐うさぎ【跳×兎】

齧歯げっし目トビウサギ科の哺乳類リス近縁。体はウサギ大で、後肢と尾が長く、カンガルーに似て、後肢で跳ね飛ぶ。アフリカサバンナ荒れ地にすみ、夜行性

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精選版 日本国語大辞典 「跳兎」の意味・読み・例文・類語

とび‐うさぎ【跳兎】

  1. 〘 名詞 〙 齧歯目トビウサギ科の哺乳類。一属一種。体長約四〇センチメートル。尾は体よりやや長く、先端房状になる。耳と目が大きく、後肢は長くて跳躍力にすぐれる。外形トビネズミに似ているが系統的に異なる。体色は暗褐・赤褐色などで、耳と尾のなかばより先は黒く、体の下面は白色を帯びる。夜行性で、地下にトンネルを掘ってすむ。アフリカのタンザニアケニアから南アフリカ乾燥地帯に分布する。

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