踏付ける(読み)フミツケル

デジタル大辞泉 「踏付ける」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐つ・ける【踏(み)付ける】

[動カ下一][文]ふみつ・く[カ下二]
踏んで押さえつける。また、強く踏む。「うっかり人の足を―・ける」
人の面目を無視して、事をする。人の気持ちをないがしろにする。「あまりに人を―・けたやり方だ」
[類語]踏む踏まえる踏ん張る踏み締める踏ん付ける踏み抜く踏み潰す踏みにじる踏み荒らす踏みしだく

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精選版 日本国語大辞典 「踏付ける」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐つ・ける【踏付】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ふみつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙
  2. 踏んで押える。踏んで跡をつける。踏んづける。
    1. [初出の実例]「あらを田は打返すとも浜千鳥猶ふみつけて跡は止めよ」(出典:貫之集(945頃)六)
  3. 相手の面目をつぶす。人をばかにする。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「いかにわしがちいさいとて鼻のさきにゐるに、あんまりふみ付た仕形でござんす」(出典:浮世草子・世間娘容気(1717)三)

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