デジタル大辞泉 「踰越」の意味・読み・例文・類語 ゆ‐えつ〔‐ヱツ〕【×踰越】 [名](スル)1 のりこえること。「一定の限界を―せざれば」〈永峰秀樹訳・代議政体〉2 自分の分をこえること。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「踰越」の意味・読み・例文・類語 ゆ‐えつ‥ヱツ【踰越・逾越】 〘 名詞 〙① のりこえること。のりこすこと。[初出の実例]「三世所有の諸大士に踰越(ユエツ)(〈注〉コヘコエ)て、濁世の群類を利し玉ふ」(出典:地蔵菩薩霊験記(16C後)一)[その他の文献]〔春秋左伝‐襄公三一年〕② 分(ぶん)を越えること。僭越。[初出の実例]「尊卑上下、等威分明、不二少踰越一之請レ礼」(出典:語孟字義(1705)上)[その他の文献]〔礼記‐仲尼燕居〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「踰越」の読み・字形・画数・意味 【踰越】ゆえつ(ゑつ) こえる。〔左伝、成十三年〕(晋の)躬(みづか)ら甲冑を(つらぬ)き、山川を跋履(ばつり)し、險阻を踰越し、東の侯を征し、~(こ)れを秦にせしむ。則ち亦たにに報じたり。字通「踰」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報