身分相続(読み)ミブンソウゾク

デジタル大辞泉 「身分相続」の意味・読み・例文・類語

みぶん‐そうぞく〔‐サウゾク〕【身分相続】

人の身分上の地位相続民法旧規定家督相続がこれにあたる。→財産相続

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精選版 日本国語大辞典 「身分相続」の意味・読み・例文・類語

みぶん‐そうぞく‥サウゾク【身分相続】

  1. 〘 名詞 〙 親族の中での身分上の地位を相続すること。また、その形態。民法旧規定のもとにおいて、戸主が死亡した場合の家督相続がこれにあたる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「身分相続」の意味・わかりやすい解説

身分相続
みぶんそうぞく

族長家長などという身分ないし地位を承継することをいう。第二次世界大戦前、民法旧規定で認められていた戸主の地位を承継する制度である家督相続がこれにあたる。もっとも、家督相続では戸主の地位とともに家産を承継したので、その中核はむしろ財産単独相続であったといわれている。

石川 稔・野澤正充]

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