普及版 字通 「轆」の読み・字形・画数・意味
轆
18画
[字訓] いとぐるま・ろくろ
[字形] 形声
声符は鹿(ろく)。いとぐるまのことを轣轆(れきろく)車、車井戸の釣瓶(つるべ)を上下するものを轆轤(ろくろ)、陶器の形を作る回転台を轆轤台という。すべて回転するはたらきをもつもので、その回転軸のまわる音を形容する、双声の擬声語である。
[訓義]
1. いとぐるま。
2. ろくろ。
3. 車のおと、車の木、わだちみち。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕轆 俗に云ふ、六路(ろくろ)〔名義抄〕轆轤 ロクロ
[熟語]
轆▶・轆軸▶・轆轤▶・轆轆▶
[下接語]
轣轆
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報