轍跡(読み)てつせき

普及版 字通 「轍跡」の読み・字形・画数・意味

【轍跡】てつせき

車のわだちと、馬のあしあと。〔左伝、昭十二年〕昔、穆王、其の心を肆(ほしいまま)にせんと欲し、天下行し、將(まさ)に皆必ず車轍馬跡らしめんとす。祭招(きせう)の詩を作りて、以て王の心を止(とど)む。王、是(ここ)を以て祗宮(しきゆう)に沒することをたり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報