辞謝(読み)ジシャ

精選版 日本国語大辞典 「辞謝」の意味・読み・例文・類語

じ‐しゃ【辞謝】

  1. 〘 名詞 〙じたい(辞退)
    1. [初出の実例]「辞謝頑民来謁拝、許容小吏送祗承」(出典:菅家文草(900頃)三・行春詞)
    2. 「先生の厚意を辞謝し」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一〇)
    3. [その他の文献]〔史記‐呂后紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「辞謝」の読み・字形・画数・意味

【辞謝】じしや

ことわる。挨拶する。〔史記、司馬相如伝〕臨の令、(すす)みて琴を奏(すす)めて曰く、竊(ひそ)かに聞く、長之れを好むと、願はくは以て自ら(たの)しめと。相如辭謝し、爲に鼓すること一再行。~君、新たに寡(くわ)なり。~琴心を以て之れを挑む。

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