農奴制マニュファクチュア(読み)のうどせいマニュファクチュア(その他表記)krepostnaia manufaktura

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

農奴制マニュファクチュア
のうどせいマニュファクチュア
krepostnaia manufaktura

17世紀から 1861年の農奴解放までロシアに存在したマニュファクチュアの形態。3つのタイプがあり,第1は「官営マニュファクチュア」で,冶金鉱山 (特にウラル地方) に,第2は商人の経営する「農奴占有マニュファクチュア」で,繊維,皮革製造などに,第3は地主が自分の領地の農奴を使用して営む「荘園マニュファクチュア」で,ラシャ工業に目立った。これらの工場で働く労働者は一部の「自由な賃金労働者」を除けば,売買されたり強制徴用されて永久に工場に緊縛された農奴労働者で,工場主との関係は封建的な経済外的強制によって維持されていた。

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